今年の花粉症は、本当にきついです🤧
今回は、最近すごくお問い合わせの多い【ジアミン】について出来るだけ分かりやすく記事にまとめたいと思います。
- ヘアカラーで頭皮が痒くなる
- ヘアカラーのアレルギーが気になる
- ジアミンアレルギーだけどヘアカラーしたい
👆こんな方向けに説明していきたいと思っています。
以前に書いたこちらの記事もよく検索され読まれていますがこちらの染め方は、現在は行っておりません。
※理由はカラー剤が廃盤になったようです。
ヘアカラーを知ろう
ヘアカラーには大きく分けて2種類のカラー剤があります。
アルカリカラー剤と酸性カラー剤です。
アルカリカラー剤
普段サロンでおしゃれ染や白髪染めで使われることが多いカラー剤です。
- 1剤と2剤を混ぜて使用します。
- 地毛を明るくすることができます。
- 色味が豊富
- 白髪もしっかりカバーできる
- ダメージが出ることがあります。
- 頭皮がヒリヒリすることがあります。
- ジアミンが使われている薬剤が多い
酸性カラー剤
ヘアマニキュア、トリートメントカラー、カラーバターなどがこちらの分類になります。
- 刺激が少ない
- ダメージが出にくい
- ハリコシが出る
- 地毛を明るくすることができない
- 肌や頭皮に付くと2、3日取れないものが多い
- ジアミンが使われていないものが多い
まとめ
どちらが良いとか悪いとかではなくてお客様の悩みや希望をお聞きした上での薬剤選択が大切かと思います。
ヘアカラーのアレルギーを知ろう
ヘアカラーのアレルギーは、カラー剤の成分に対して体が過敏な反応を起こすことです。主なアレルギー反応は、アルカリアレルギーとジアミンアレルギーの2種類があります。
アルカリアレルギーについて
ヘアカラー剤にはアルカリ性の成分が含まれており、これが頭皮や髪に作用してカラーリングを行います。しかし、アルカリに対して過敏な方は、頭皮の炎症やかゆみ、発疹、腫れなどの症状が現れる場合があります。
アレルギー症状は人によりますが、持続はしにくく限定的な場合が多いです。
ジアミンアレルギーについて
ジアミンは一般的なカラー剤に含まれる成分で、鮮やかな発色を実現する役割があります。しかし、ジアミンに対してアレルギー反応を起こす方もいます。ジアミンアレルギーの症状としては、頭皮のかゆみ、赤み、蕁麻疹、眼の充血などが挙げられます。
サロンから自宅に帰ってから時間差で症状が出る場合が多いように感じます。
一度発症してしまうと次回のヘアカラーでも同じ症状、もしくは更にひどい症状を引きおこしてしまう可能性もございますので一度でもヘアカラー後に痒みなどの症状が出た場合は美容師に相談してください。
ジアミンについて掘り下げてみる
これを読んでこう思いませんか『なんでジアミン入ってるん?』
これには、メリットもあります。
- 少ない量でも濃い色を出せる
- 多様な色味を簡単に作れる
- 白髪をしっかりカバーできる
これらのメリットは、美容師をしていて出したい色を簡単に作ることができるので非常に操作性がよく使い勝手がいいです。
では、デメリットも触れてみます。
- 強い毒性を持っている
- 体内に蓄積してしまう
- 褪色後に髪が明るくなってします
ジアミンは蓄積型
●染める回数 ●染めてきた年数
これらが多ければ多いほど体内に蓄積され、一度体内に入ってしまったジアミンは体外に出すことは出来ないとも言われており私たちジアミンを扱う美容師は一般の方より25倍以上触れているとも言われています。
実際に八木自身もヘアカラーができない体質になっています、、、
決してジアミンカラー剤を全否定するわけではないですがお客様のご希望やまた、アレルギーの有無、頭皮や毛髪の状態や染める頻度に合わせての薬剤選択やご提案が大切だと思っています。
こんな方は、要注意!
- ヘアカラーでかぶれた経験がある
- ヘアカラーの時刺激が気になる
- 染める頻度が多い
- 長い期間ヘアカラー(白髪染め)をしてきた方
- ヘアカラー後、2、3日後に痒みが出た方
- アレルギーを持っていて不安な方
上記のような症状が出た方やヘアカラーのアレルギーを気にしている方には『ノンジアミンカラー』をおすすめします。
次回の記事では、『ノンジアミンカラー』について掘り下げて解説させていただきます。気になる方は、ブックマークして次の記事も読んでみてください。